高1、高2で辞めるならまだしも高3で学校を辞めるのは非常にもったいない…
あと1年通えば卒業じゃん
なんてこと言われるのは、百も承知です。
それでも、本当に学校にいるのが辛いから高校3年生で学校を辞めたいと言うんです。
「でも、高校を辞めたの後のその後が怖い…」
ということも思っているのです。
ええ、実際問題高校中退の最終学歴では世の中で生きてくのは厳しいのが社会の現実です。
高3で高校を辞めるということ
まず、高3で高校を辞めるということがどういうことなのか、少し現実的な話をしていきましょう。高3ということは17歳か18歳。ここで学校を辞めると、学歴は「高校中退」ということになります。
その後の生き方としては、
①普通に働く
②自分のやりたい夢を叶える為に何かやる
③働かずにダラダラと過ごす
この三パターンが考えられます。
普通に考えて、③を目指す子供はいないでしょう。
ズルズルニートをやっていては、働かない環境に慣れてしまって大変なことになります。
→【中卒の末路】
ですので、①か②を目指す訳ですが、どちらの道を進むにしても「高校中退」という学歴だと厳しい道程になります。
というのも、普通に働くといっても高卒以上でないと就けない職は多いです。
また、パートや非正規雇用であれば中卒でも就職出来ることは多いですが、正社員となると話は別。
実際タウンワークを見てみてください。中卒でもOKと書かれている職がありますか?
現実を見れば非常に厳しいでしょう。
さらに、若い時ならまだしも歳を取ってくると周りの人は結婚し家庭を築いていきます。
しかし、非正規雇用の収入は歳を取っても上がらず、いつでも捨てられる訳でクビを言い渡されることも…
そして転職を繰り返し、気付いたら30代、40代になってしまいます。
つまり、中卒ではその後幸せな人生を送るのが難しいんですね。
高校を辞めたなら高認取るか編入しよう

高校を辞めたのであれば、せめて高認(高等学校卒業程度認定試験)は取っておきましょう。
高認を持っていれば高校卒業程度の学力があると認められることになり、就職面でも中卒と比べると非常に有利です。
高認を取る為には、高認試験を受けなければなりません。
高認試験は自習でも受かる人は受かりますが、合格率は30%と、ある程度高校レベルの勉強をしなければ受かりませんので、不安な方は高認予備校に通って試験対策を進めると良いでしょう。
高認予備校では予備校側が生徒の勉強状況をしっかり把握し、精神面までサポートしてくれます。
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ただし、高認は高校卒業資格とはまた違うので、出来るなら高校卒業資格は取っておきたいですね。
でも、高校中退するのにどうやって高校卒業資格を取ればいいの…?
一番良いのは、学校を編入することです。
今までの学校とは違う環境で一新して高校卒業まで頑張りましょう。
通信制高校であればレポート・年数回の授業・年数回の特別活動を受け、必要単位を取得すれば卒業することが出来ます。
私立の通信制高校は卒業率9割、また前の学校の単位をそのまま引き継ぐことも出来るので、高3まで通っている子供なら卒業までもうすぐです。
気になった方は、まずは最寄りの通信制高校の資料請求をしてみましょう。
→【高校中退後に即編入可能な通信制高校まとめ】