子供が不登校になってしまったら、親は悩んで悩んで仕方ないと思います。
そうなった場合、親が一番やらなきゃいけないことは、子供の意思を知ることです。
不登校児に悩みは付き物
朝起きれない…
他人の目が怖い…
いじめられるかもしれない…
このような子供の悩みを親は知る必要があります。ただ、私自身が過去に不登校だった経験からすると、無理に聞いてもよくないと思うんです。
というのも、不登校児の殆どは自分が何故不登校になったのか、分かってないことが多いんです。
→【不登校の原因がわからないのは当たり前。理由は沢山あるから】
不登校の悩みを親が知るには?
いじめや病気など、明確な理由がわかっているケースは少ない…。そんな状態の子供に無理に悩みを聞いても、
「何で悩んでるのか分からないから悩んでる」ってなります。
思春期の子供だと親に本音を話すのが苦手ですし、ますます悩みを聞き出すのは難しい。
ですので、答えは必ずしも親が子に理由を聞く必要はないというのは知っておきましょう。
親からの質問攻めでノイローゼになる子供も少なくありません。
かと言って放置するのも駄目。
そんな子供とは、まずは親子の信頼関係を深めることが大切だと考えます。
別記事で親子関係の大切さについて触れていますので是非ご覧ください。
→【親子関係の大切さ】
親子関係を深める方法として、休日や空いた時間に子供と外に出かけてみてはどうでしょう?
単純に遊びに行くとか、観光に行くとか、外で一緒に運動するとか。
このようなことを続けていると、不登校になってから子供が知らなかった一面を知ることが出来ます。
そうなれば、子供との信頼関係が深まり、子供が親に、自分の本当の気持ちを話せるようになります。
子供は親をよく見ています。親が自分の為に、協力的で色々頑張ってくれてる姿を見ると、
一体何故自分は不登校なのか、考える機会が増えて、自分の頭の中が整理出来ます。
親の努力次第で子供が学校復帰できる可能性があるってことですね。
ただし、何度も言うようにまずは子供の見方になることが必要です。
子供に嫌われていてはただの厄介者ですからね。
インターネットの画像で、引き篭もりの子供にご飯を持っていくと
「うるせぇババア!」っと一蹴される画像を見たことあるでしょうか?

「子供の為に」と思ってやってるかもしれませんが、
これこそ子供からしたら何のためにもなりません。
子供に嫌われてるのですから、救いの手を差し伸べても子供がそれを受け取る筈がない。
こんな状況になる前に、子供と親交を深めるのが一番良いんですね。
→【不登校児が引きこもりのまま何もしなかったら将来ヤバイよ】
引き篭もりになってしまったらもう無理矢理にでも部屋から引きずりだすぐらいしか方法はなくなってしまいます。荒療治ですね。非常に大変ですし、下手したら子供が親に危害を加えてきますから早めに対処したい処です。
とにかく、親が子供の不登校の悩みを知りたいのであれば
まずは、子供の味方になってあげましょう。
親と子で信頼関係を築ければ、一緒に不登校の悩みを解決できるでしょう。