不登校児は年々増加傾向にあり、2016年の不登校の数は12万人、小学生に至っては過去最高の2万5千866人となっています。
不登校の子供が増えた原因として、僕はネットが普及したのが主な理由だと考えています。これだけ皆がネットしてる中で、YouTubeやTwitterなどネットには様々な誘惑コンテンツがあります。
子供はついついネットにハマりガチですし、学校に行かず家に篭ってネットしかしなくなるケースは多いです。
ただ、僕としてはネットには良い面もありますし、現代ではネットを使いこなせないと情報化社会から取り残されてしまいますから、子供がネットを使用することを悪くないと思います。
しかし、それはネットを使いこなせてる上での話です。ネットを使いこなせず、ネットに振り回されてしまっては自分の人生を無駄にしてしまいます。
不登校にはネット依存症が多い
不登校の子供がネットにハマりやすいです。僕自身もそうでしたが、不登校児は昼間何もすることないので暇です。
その暇な時間に何をするでしょうか?大抵はネットをして暇潰しすることになります。
僕が不登校児だった時は2ちゃんねる掲示板が全盛期で、昼間っから書き込みを続けておりました。また、自分でサイトを開設したりブログを書いたり、スカイプで見知らぬ人と会話したり、一日中ネットやっていた記憶があります。
今はSNS全盛期。Twitterで気軽に知らない人とコミュニケーションが取れ、YouTubeで面白動画を毎日見ることが出来ます。
面白くてついついハマってしまいますよね。
さらに、メールではなくLINEで友達と気軽にメッセージのやり取りができる。
このように、昔と比べてインターネットのコンテンツが発達しており、不登校の子供達にとってはオアシスのような場所となっています。
これではネット依存症の子が増えて学校に行かなくなるのも納得。
ネットが原因で夜寝れなくなる?
僕は不登校だった中学生の頃、深夜2時3時までネットをやっていて夜早く寝付くことが出来なくなり、結果として睡眠相後退症候群という睡眠障害を発症してしまいました。睡眠相後退症候群は体内時計が2,3時間ほど遅くなって夜寝付けなくなり、朝起きれない睡眠障害として有名で、今の子供の10人に1人は罹っていると言われております。
朝起きれないから不登校になるケースは多いですからね。
→【不登校の原因は朝起きれない?理由は睡眠障害かもしれないよ】
特に不登校児であれば、その殆どがこの病気に罹っているでしょう。
睡眠不足で冷静な判断も付かなくなり、勉強も疎かに…。
親御さんからしたら、ただの怠けに見えるかもしれません。
だってこの病気の子供は昼過ぎには起きて夜には元気になってますからね。
僕も親にはそう思われてました。大事な用事の時には頑張れば起きれますから、普段夜遅くまで起きてることに「家でパソコンばっかやってるからでしょ」って思われていたのです。
しかし、一日は早く起きれてもそれを毎日維持するのはとてもキツイです。
登下校中に倒れてしまうこも…。
そんな辛い日々を生活を睡眠相後退症候群の不登校児は日々送っているのです。
そしてこの病気の入り口がネットであることは多い。
ネットで夜遅くまで動画を見続けると、夜目から浴びる光で完全に覚醒してしまい、毎日遅くまでネットを続けていると次第に睡眠リズムが遅くなるからです。
僕は完全にそのパターン。自律神経の乱れも関係していましたが、ネットにハマらなかったらそこまで睡眠障害は悪化していなかったと思います。
気づいた時にはもう手遅れ。その後、6年に渡って睡眠障害に苦しみ、高3の時に決心して半年間治療を行い治すことが出来たのです。
→【非24時間睡眠覚醒症候群(non-24)は仕事を休んで病院で治療しよう】
さて、少し話が脱線しましたが、要はネットが原因で朝起きれなくなるパターンは多い訳です。
では、そんなネットが大好きな子供達にどういった勉強をさせればいいのか?
気になる方は多いと思います。
不登校児でも勉強さえしておけば、まともな高校に入れて高校デビューすることは可能ですからね。
そんなネットが大好きな不登校児には、ネットを使って将来に備えた勉強をさせておくのがお勧めでしょう。
ネットが大好きな子供にはオンライン塾がお勧めです。
現代ではスタディサプリのような、高校・大学進学を目指す上で着実に学習効果が現れるオンライン塾が増えています。
→【スタディサプリとは?】
あの有名な企業・リクルートが運営していますし、受験生の2人に1人が利用しているという人気っぷり。
中学は不登校で勉強が苦手でも、ネットが大好きならこのオンライン塾ならできると思います。
僕が中学生の時にはこのようなネットを使った塾はありませんでした。
そう考えると今の子供達が羨ましいですね^^
ネット依存症で、学校に通えない子には是非お勧めしたいです。