高校生が不登校になってしまうと、単位が足りずに留年、仕舞には中退していしまいます。
そうならないように、高校生1年、2年までには何かきっかけを掴んで学校に復帰したいものですが、一度学校にいけなくなると周囲の目線が気になり中々教室に戻ることが出来なくなりますよね。
私自身は中学生の時に不登校になりましたが、教室に一度は戻ったものの周囲の目が気になって怖くて教室に行けませんでした。
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さて、高校生の不登校ですが、中学生までとは違い休みが長引けば中途退学になる…もはや克服するのは無理なんでしょうか?
この記事では、高校生で不登校の子供がどのようなきっかけを掴んで不登校を克服すればよいのかお伝えしていきます。
高校生の不登校を克服するのは無理?
結論から言うと、克服するのは可能だがそれなりに大変です。というのも、高校生の不登校の殆どが人間関係や学校に馴染めないことが原因で起きるからです。
無理をして進学校に通っている場合は勉強についていけない、自宅から離れている学校に通っていると入学当初から初対面の子しかいないから馴染めない…といったようなケースが殆ど。
無理をしすぎると、うつ病などの病気に罹ってしまいますからさらに大変。
高2・高3になると、皆受験を意識し始めますからその流れに乗れずに、教室に通いづらくなることもあります。
では、どうやって克服すればよいのか?
それは学校復帰するキッカケを掴むことが大切です。
学校復帰へのきっかけの掴み方

どのようなきっかけで高校に復帰することが出来るのか?
これは、子供の性格によるでしょう。
例えば、プライドが高い子供であれば成績の低下が学校復帰へのきっかけとなることがあります。
自分の学年順位がどんどん下がり、焦らないと自分が行きたいと思っていた志望校に行けない…となると、家で自習するより学校で授業を受けた方が成績は良くなりますから、それが学校復帰への糸口となります。
他に、元々明るかった子供であれば友達が多いですから、友達の行動一つで不登校が解決することもあります。
友達が裏で色々動いて先生にクラス替えを頼んだり、家に遊びに来てくれるようになると、学校へ戻りたいという気持ちも芽生えてくるでしょう。
では、親は子供の為にどう行動すればよいのか?
一番大切なのは、子供と学校との接点を見つけてあげることです。
子供のことを一番知っているのは親ですから、親が子供と学校にどのような接点があるかを見つけ、その接点を繋いであげて、子供が学校復帰出来るようサポートしてあげることが大切です。
部活をやっていればまずは部活動から。友達がいれば友達から。勉強を頑張る子なら勉強から。
子供と2人で話す機会を設け、子供と学校の接点を見つけてサポートしていきましょう。
焦らずに、一歩一歩不登校の解決へ親と子一緒に歩んでいくことが大切です。
どうしても無理なら転校も
子供が高校にどうしても通えないとしたらどうすればよいのか?心配になる方も多いでしょう。
もし、どうしても学校に行きたくないと言っているのなら、そもそもその高校の校風が子供に合ってないのでしょう。
今まで無理して学校に行っていたんですね。
それなら、早い内に転校を考えるか、高校辞めて中卒でやっていくかどうか子供と相談しましょう。
転校すれば一からリセットして高校に通えます。ただし、今度こそ子供に合った学校に通わせましょう。
→【不登校の高校生が転校・編入する際に注意すべき3つのポイント】
子供が自分から行きたい高校があればそこに行かせ、なければ通信制高校への転入も視野にいれましょう。
通信制高校と言うとあまり馴染みがないかもしれませんが、高校生で不登校になってしまった子供の受け皿になっている学校も多いです。
普通校に通っていた子なら、殆どの子が転入後3年で卒業しています。
事実、私も通信制高校出身ですが、半分以上の生徒は転入・編入生でした。
違う学校から転校してきた子同士なら、共通点が多い為に仲良くなりやすく、人間関係が良好なまま学校生活を送れることが多いです。
サポート校が一緒になっている通信制であれば、子供が決めた授業スケジュールで毎週授業を受けることも可能。
気になった方は、まずは自宅近くの通信制高校の資料請求をしてみましょう。
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