不登校が最も多いのは中学生ですが、中学生で不登校になってしまった場合、一番考えるべきことは「高校受験」です。
僕は中学一年の二学期から不登校になりましたが、不登校になってしまうと教室で皆と一緒に授業を受けることが出来ないので、必然的に学力が下がります。
でも、このページに書いてあることを実践すれば、
今からでも学力を高めてまともな高校に入れる可能性があります。
勿論、不登校児でも実践出来るやり方です。
僕は中学生当時「勉強なんて必要ない」と思っていましたが、
22歳になった今、考え方は180度変わりました。
現在起業していますが、自分が成功するためにはあらゆる意味で、中学校で習う勉強は必要です。またこの世の中、中卒で生きていくのは色んな意味で厳しいです。
もし勉強は不要と考える生徒さん、
高校には行かないと考える人がいればこちらのページをご覧ください。
➔【不登校の中学生が進路で高校を選ばなかった結果】
そして将来のことに少しでも不安がある中学生がいたら、是非この先をみてください。
不登校なのに高校に通えるの?
中学校不登校の人が一番怖がっていると思うのが、「高校に通えるの?」ということです。僕も当時は「高校でまた不登校になったらどうしよう」とかなり悩んでいました。が、実際に通ってみれば大したことはないものです。何故かというと、中学校と高校は別世界だからです。
中学校に通っている人は、殆どが地元の中学だと思います。
ゆえに、小学生時代から生徒は同じで、地域で縛られている為に一度学校に通えなくなったら行きにくくなるのは当たり前です。
しかし高校はどうでしょう?
中学までと違って高校は自由に選ぶことができます。
自分の雰囲気にあった高校を選ぶことができるので、
自分と同じ考えの子が周りに多くなります。
(その為にオープンスクール&通常時の様子を見に行った方がいいです)
学校説明会ではなく通常時の学校の様子を判断することで、
その学校の本当の良さが分かるはずです。
そもそも説明会というのは学校側が良い所しか見せない為、
参考にする程度にとどめておく必要があります。
それまでの人間関係も一新され、新たな人間関係を築きやすいし、
高校生で失敗することは少ないです。
ですが、頭の悪い高校には頭の悪い子が集まります。
なので高校選びは偏差値が30台の所は選ばないようにしましょう。
不良が多く、学校内で問題が起きている事が多いです。
個人的には、偏差値45以上の所がいいですが、
田舎だと偏差値40台でも進学校があったりするので、
要は進学校と呼ばれている所に行ければ良いです。
何故高校受験のことを考える必要があるのか
中学生で不登校になってしまった場合、どうすれば良いのか。
僕は数年間ずっと考えましたが、基本的に二つの選択肢しかありません。
1:頑張って学校に通う
2:不登校のまま中学を卒業し、高校受験に備える
まず1について、これは学校に通えれば通ったほうがいいという話です。
中学校3年間というのは、大人になってみればわかりますが、とても大事です。
例えば大人になって人と思い出話をするときに
「中学校の時の恋愛は良かったよね」とか
「文化祭はほんと面白かったなぁ」なんて
思い出話をすることが出来ません。
学校に通わないことで思春期の大切な時期を皆と過ごすことが出来ないのです。
人によってはそんなものいらない!なんて言うかも知れませんが、
僕の周りの不登校児の友人で、中学校が不登校で良かったなんて言ってる奴は殆どいません(マジで)
むしろ、不登校だったことにより、その後何も対処しなかったことで今はフリーターのやつとかが凄い多いです。
よく
「爆笑問題の太田が中学校時代不登校だったけど今は成功してるよね」
なんて言う人がいますが、そんなこと言っていいのは自他共に認める天才だけ。
さて話しが脱線しましたが続いて
2について
これはどうしても中学校に通えない、という人の為です。
もう本当に無理…だという人は、いっそ学校に通うのは諦めよう。
ただある程度人と触れ合っておく為に、
適応教室(周りは同じ不登校児なので楽です)や
別室登校(大抵の中学で出来ます)はなるべくなら勧めたいです。
自分に合った高校を選べば、楽しい高校生活を送ることが出来ます。
それは中学で不登校だったから、高校で取り返そうと思えばいいのです。
そして、2を選んだ人は是非塾に通いましょう。
自習ではなく塾に通おう
不登校児が最も困るのが勉強です。適応教室の生徒や、保健室登校の生徒も一緒。大抵の人が先生や親から習うか、自習することになりますが、教室で授業を受けて学ぶよりは明らかに効率が悪いですし、頭にも入ってきません。
僕も中学生当時自習していましたが、ハッキリ言って自習して勉強したことの殆どは身についてません。というか、勉強の仕方が分からないし…
唯一自習して覚えれたのは好きだった数学ぐらいです。
そんな訳で、不登校の人にオススメするのは「塾に通うこと」です。
え?教室にも入れなのに塾なんかいけるわけない…と思ってる人、
実は塾というのは学校と比べるとそんな気まずさはありません。
人間関係で不登校になった人に言っておきたいのが、
塾に通っている生徒は真面目な生徒が多いということです。
真面目で学力を上げたいと思っているから、塾に通うんです。
ではそんな人達が集まる塾というのは、どんな人が多いでしょうか?
そう、「まともな人が多い」んです。
学校の教室には色んな人がいますが、塾に通ってる子はたいてい優秀です。
しかも、自分の学力を上げるのに必死ですから他人のことなんてそんなみてられません。
だから不登校児でも塾に通えます。
勿論、嫌な人がいそうな塾だったらさっさと辞めて違う塾に通えばいいので、
中学校みたいな煩わしさがないのです。
もし通いにくいという場合は、
リクルートが運営するオンライン塾・「受験サプリ」を利用してみるのも良いでしょう。
今や2人に1人が利用していると言われており、
自宅でもどこでも分かりやすい動画講座で学ぶことが出来ます。
➔【受験サプリとは?】
オススメはクモン
個人塾や家庭教師というのがありますが、ああいった類は先生に当たり外れがあるので、オススメはクモン(公文)に通うことです。公文は学校のテストに特化した勉強を教えてくれるので、通っていれば必然的にテストの点が上がります。
テストの点というのは非常に大事で、高校の受験の際に内申点として必要になります。定期テストの点がよくないと高校の選択肢が減ってしまうんです。
あなたが高校の経営者なら頭が悪い子よりも、頭が良い子を取りますよね?
そしてその頭の良さというのは、中学生では「定期テストの点数」が全てになります。
なので内申点を少しでも上げる為に塾に通いましょう。
私立高校か通信制高校を選ぼう
さて、勉強が出来る環境が整ったら、続いて高校選びです。不登校児にオススメなのは「私立高校」もしくは「通信制高校」です。
なんでかというと、両校は公立高校に比べて自由度が高いからです。
私立高校は公立高校とは違い、
地元から入学してくる学生だらけではなく、
色んな県や地方から入学してきてる子が多い
です。
友達も数多くの中から選ぶこと出来るので、その点からもおすすめです。
一方、通信制高校の場合は自分で勉強時間を決めることが出来ます。
私も通信制出身ですが、
芸能活動やアルバイトを行っている子は空いた時間を有効活用しやすく、
自立した生活を若い内から養うことが出来るなと思いました。
毎日、朝早くから決まった時間に通うことに苦痛を感じないのならば私立高校、
ある程度高校時代に自由を生活を手に入れたい方は通信制が良いですね。
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公立高校は規則も厳しく、
僕の周りの子達を見ていると結局辞めてしまった子が多いので、
正直言って不登校児には厳しいと思います。
人生はまだまだ長い
中学校不登校になって絶望している人へ、言いたいのは人生はまだまだ長いということです。
僕は中学校で不登校になって、当時はその後の人生を悲観しましたが、今は起業していますし、自由に人生を楽しめています。
今思えば中学の時の不登校の経験があったからここまでがんばれた、と思っていますが、あの時もうちょっと上手く対処できてればもっと豊かになれてたかな…と思っています。
明日からでも遅くない!不登校児はばんばん行動しましょう!