高校中退者がアルバイトしようとする時、困るのは履歴書を書く時や、面接で高校中退の理由をどう話すかでしょう。
高校中退のイメージは悪く、正直に話しては雇ってくれないかも…と思っている方は多いです。
では実際どのように理由を説明すれば、高校中退の経歴はマイナスに見られないのか。ここでは高校中退した若者向けに、バイトの面接や電話でプラスイメージに見られる答え方を書いていきます。
アルバイト面接で高校中退の経歴をどう答えるか
アルバイトの面接で履歴書を見せて、経歴に「〇〇高校中退」と書いてあると、人事担当は必ずその理由を聞いてくると思います。ですが、殆どの人事担当は高校中退という経歴があるからと言って、不採用と決めつける訳ではありません。そこまで皆が学歴を見ているかというと、そんなことないですし。
人事の方の本音は「この子は地雷じゃないか」って心配をしています。
地雷のイメージは簡単に言うと以下
・サボり癖が酷い
・仕事が絶望的に出来ない
・人の言うことを聞けない
・敬語が使えない
恐らく、大抵の人は上記のような項目には当てはまらないでしょう。
ただ、「高校中退」という経歴があると、人事はどうしても身構えてしまいます。
「人間的に問題があるんじゃないか」
それ偏見だ、という声もあると思いますが、残念ながら高校中退という経歴はあまりよろしくないのは事実です。
ですので、人事に「私はまともな人間だ」とアピールすることが重要なんですね。
事細かに高校中退した理由を答える必要はありません。
前向きな理由であれば正直に答えてもいいですが。
ただし、嘘は駄目です。学歴詐称に当たります。
履歴書にも正直に「中途退学」と書きましょう。
退学がマイナスイメージを持たれるような理由なら、学校が体質的に合わなかったとか、健康的な理由でとか、経済的な理由とか、とにかく近いものであれば抽象的な表現で構いません。
それでも詳しくツッコんでくる所は疑り深く、あなたには合わない可能性が高いです。
学歴を気にするなら高校認定試験を受けるのもお勧め
「高校卒業」の学歴を取得する為には、高校に入り直して、3年通って卒業して…と思っている方がいるかもしれません。ですが、「高卒」の学歴を取得するのは皆さんが思っているよりも敷居は高くないです。
年に2回ある「高校認定試験」を受け、1~9の科目に合格するだけで受かります。
特に高校中退者なら以前の高校で取得した単位によって、受験科目を免除出来るので、少ない受験科目数で試験に望むことができます。
最近では高卒認定予備校と言って高認試験対策に特化した予備校がありますし、これらの予備校では高認試験の合格率が99%を超えている所もあります。
高認予備校であれば、自主学習だけでは試験合格が不安な方向けに、効果的な勉強方法を指導してもらえます。
勉強面や精神的な面でのサポートが充実しており、昔から運営している所も多く、試験対策を徹底している為これだけ高い合格率が維持出来ているんですね。
日本はなんだかんだで学歴社会。
若い内に「高卒」という学歴を持っているだけで選べる就職先も増えますし、今後の人生の幅が広がります。
これからの将来、正社員を目指して頑張っていくなら是非取っておきたいですね。
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