高校中退者が通信制高校に編入するケースは多くあります。
殆どの通信制高校では、以前通っていた高校の単位や出席日数を、そのまま引き継ぐことが出来るので、中退しても同級生と同じ学年で卒業が可能だからです。
今回は高校を辞めた中退者が直ぐに編入出来る通信制高校をまとめてみました。
また、単位引き継ぎを行う手順も公開!
目次
高校中退者が直ぐ編入出来る通信制高校
殆どの通信制高校が編入を受けつけています。その中で、あなたのお住まいの地域の近くにある可能性の高い、全国展開している通信制高校で編入を随時受け付けている所は、主に以下の高校です。
・第一学院高等学校
・ヒューマンキャンパス高等学校
・飛鳥未来高等学校
・さくら国際高等学校・東京校
・鹿島学園高等学校
なお、2016年4月現在のデータになります(年度により変更があります)
サポート校
サポート校でも随時編入を受けつけている学校があります。全国展開をしている所で言うと主に
・トライ式高等学院
・KTC中央高等学院
の二つが挙げられますね。
トライ式高等学院は高松中央高等学校・鹿島学園高等学校・日本航空高等学校のいずれかに編入します。サポート校にはレポート対策や大学進学の為の補強を受ける為に、通学することになります。
一方、KTC中央高等学院は屋久島にある「屋久島あおぞら高等学院」に編入し、各地域のサポート校で補強を受ける為に通学します。
高校中退者が編入時に単位と在籍期間を引き継いで編入する手順
高校中退者が単位と在籍期間を引き継いで通信制に編入するまでの手順は以下になります。1:資料請求を行う
2:オープンキャンパスやガイダンスで説明を受ける
3:入学出願をする
4:編入試験を受ける
5:入学手続きを行う
1:資料請求を行う
まずは通信制高校の資料請求を行って自分に合う高校を見つけることが必要です。最近では通信制高校も増えてきましたので、近くの地域にある通信制高校の資料請求を行ってどのような高校があるのか、探してみましょう。
➔【1分で出来る!自宅近くの通信制高校を一括無料で資料請求する手順】
2:オープンキャンパスやガイダンスで学校の説明を受ける
資料請求して、ここが良いと思った高校を見学しましょう。ガイダンスで高校についての説明を詳しく受けます。高校中退者が単位と在籍期間を引き継いで編入する場合、ここで説明を受けますが、最近ではオープンキャンパスを行ってる通信制高校も増えてきてるので、日にちが合えば行ってみると良いでしょう。
3:入学出願をする
ここと決めたら入学出願書を提出しましょう。高校中退者が単位を引き継いで編入する場合
通信制高校では通算3年以上の在籍と、取得単位数74で卒業することが出来ます。ですが、一度高校を中退した人は以前の高校の単位と、在籍期間をそのまま引き継ぐことが出来るんですね。
引き継ぐ際には、以前通っていた高校に「在籍期間証明書」と「成績単位修得証明書」を作成してもらいます。
➔【高校から在籍期間証明書と成績単位取得証明書を作成してもらう為には】
その他、成績証明書・教育課程表が必要な場合もあるので注意しましょう。
4:編入試験を受ける
試験では主に書類選考・面接・作文などがあります。本人の入学意欲などを見る為に行うもので、基本落とす試験ではないので安心ください。
5:入学手続きを行う
合格したら、いよいよ入学手続きです。通信制高校で実りある高校生活を送り、卒業に向けて頑張ってください。