僕は中学生の頃不登校でしたが、通信制高校に進学して3年で卒業することが出来ました。
通信制は一般的に、こう言われています。
毎日学校に通わなくていい為単位取得が簡単だが、自分で学習計画をたてないといけないので、生徒の自主性が必要
しかし、これだけでは漠然としているので、もっと詳しく知りたいですよね。
今回は通信制の元生徒だから分かる、通信制高校のメリット・デメリットを上げていきます。
これから通信制への進学を考えてる方に参考頂けたら幸いです。
目次
通信制高校のデメリット
1:自由と自己責任は表裏一体
通信制高校に入ってまず思ったのは、比較的自由であること。ですが、自由と自己責任は表裏一体。
レポート提出や試験勉強はしないと単位習得出来ないので、試験前の勉強スケジュールを自分で自己管理することが求められます。
校則も緩いですし、先生もグチグチ言ってこないですから、ボーとしていると単位を落としてしまいます。
だからこそ、生徒には自主性が求められるんですね。
2:勉強は自ら積極的にする必要がある
通信制高校は楽をしようと思えば、テストとレポート以外勉強をしなくても大丈夫です。ですので、自分の学力を高めて大学進学を目指す人は自分で行動して自分で勉強をする必要があります。
僕が通っていた通信制にはサポート校があり、希望をすれば塾のような学習を受けることも出来ました。大学進学を目指す人達は積極的にこのシステムを駆使し、勉強に励んでいました。
こういった所がサポート校の良い所ですが、
何も行動しなければ殆ど勉強せずに3年間終わってしまいます。
勿論、先生側も少しは「勉強しよう」と促してきますが、普通高校に比べて留年が存在しない為、強制的に勉強をさせることはありません。
ですので、生徒自らが望んで勉強しないと学力が付かないんです。
通信制高校のメリット
1:自由な時間が多い

自分はサポート校に週4回程度授業を入れていましたが、大学のような時間割なので他の高校生と比べると空いた時間が多かったと思います。
ですので、空いた時間に自転車旅を行ったり、自分の特技の練習を毎日のようにやっていました。また、アルバイトをしてお金を多く稼ぎましたね。
普通高校の生徒よりも空いた時間が多かった為、より自分の趣味に多くの時間を費やすことが出来ました。
2:通学時間を自分で組み立てれる為、自分に合わせた学校生活を送れる

僕にとってはこれが最大のメリットでした。
当時、睡眠相後退症候群を発症していて治療の方法も分からないなか、高校生活はどうすればよいのか迷っていましたが、通信制に通うことで自分で通学時間をコントロールすることが出来ました。
サポート校に自分の決めた授業分通って、年に数回あるスクーリングは様々なコースから選択出来ることもあり、何か用事がある場合でもそちらを優先することが出来ましたね。
普段仕事をしている方は、空いた時間に通信制に通うことも出来ますし、芸能活動をしてる方なんかは特に平日活動がある場合も多いと思います。
そういった方にはこのメリットは有り難いですね。
サポート校で友達が出来る

これはサポート校に通ってる方のみになりますが、僕にとってサポート校の存在は大きかったです。大学受験対策をしてくれるのも有り難かったですが、何より友達が出来たことが一番大きいですね。
校舎にもよると思いますが、通信制に通ってる子はサポート校に通ってることも多いんですよ。
そして、部活動があれば部活を通じた色んな学びを得ることが出来ますし、高校生活で青春を送りたい人はサポート校への通学がオススメです。
空いた時間をどう使うかは自分次第
結局、通信制高校に通う上で大事なのは空いた時間をどう使うかです。自主性が求められると思いますし、規律に縛られてない分時間の使い方が大事になってきます。
10代のうちにやりたいことに色々挑戦したい!
という方にはとてもオススメ出来ると思います。
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